「道端の花」視聴者からの声
ネパール映画「道端の花」をご視聴された方からのメッセージ
- カメラで撮ってスクリーンに映し出されるものだけが映画ではない。これほど感動する作品は、本当に何年ぶりだろうか。このネパール映画「道端の花」は最高の作品です。映画業界の方々に、ぜひご覧になっていただきたいと思います。Anoj Shakya
- ネパールのことを全く知らなかったけど、この映画を通してネパールという国、文化に興味が出てきました。東京都 Sさん 女性
- ネパールってこうゆう国なんだぁ。日本とは全く違う社会情勢。すごい勉強になった!ネパール映画「道端の花」は、すごく純粋で切なくて、なんか感動して気づいたら泣いてました。静岡県 Kさん 女性
- 人それぞれだろうけど、映画は目を誤魔化すことよりも、道端の花のように感動と言うか社会勉強になるような作品はいいですね。埼玉県 Yさん 女性
- 最後、涙が止まらなかったです。大阪市 Kさん 女性
- エベレストをはじめとするヒマラヤの神々に囲まれた、釈迦生誕の地ネパール。
人々の信仰は今も厚く、人情にあふれる国ネパール。そんな国にも人間が作り出した理不尽がある。
世界中に未だに溢れている、争い、蔑み、妬み、恨み、強欲、傲慢…。世界の悲しい歴史を振り返り、現代の理不尽を目の当たりにしたとき、私は思う、「人間は本当にいつか真の道を歩むことができるのだろうか」と。
ネパールには、いまだ階級(カースト)差別・民族差別という理不尽がある。
日本においても、かつて士農工商・えた・非人という階級差別をしていた時代があった。その後そのルールは、無くなりはしたものの、いまだに部落差別問題、アイヌ差別問題が解決しているわけではない。あるアイヌの女性がスーパーのレジ係をしていたとき、18歳くらいの若い女性に「アイヌのくせになんで食品店のレジなんかやってんのよ!けがらわしい!」と罵倒された。ほんの数年前の話である。
そして日本では、年々人口が増え続けている外国人に対する差別・偏見も新たな問題となっている。
2012年1月16日、大阪の路上でレストラン経営のネパール人のダマラさんが言いがかりをつけられた日本人の若者男女4人に頭を蹴り続けられ、自転車を上から落とされ、死んだ。防犯カメラが一部始終を捉えていた。司法解剖の結果、ダマラさんは無抵抗だったことが証明された。捕まった彼らは「外人をやってやろうと思った。頭をサッカーボールのように蹴った」と供述した。日頃からダマラさんは「日本人の外国人に対する偏見を感じている。しかし、私たちは決して日本人に手出しをしない」と話していたという。釈迦の教えの一節を思い出す。
ある公立中学に通う知人のネパール人の子どもが「お前の肌はウンチ色」「黒人は日本から出て行け、白人だけが来ればよかったのに」と昨年から今もクラスメートに言い続けられているという。数名の当事者と教師が話し合いをもったが、いじめた側の親は「うちの子はちょっとふざけるいたずらなんです。本当はとってもいい子なんです。そんな悪意を持ってやったりしません」と言ったらしい。悪意を持っていないから、相手が傷つく言葉を言っても、それは罪ではないとその母親は言いたいのだろうか。
日本は何を学んできたのだろう。子どもに何を教えているのだろう。
ネパールに、下級カーストと位置付けられているダリットの人たちがいる。法律ははるか昔から階級差別・民族差別はいけないとうたっているが、多くの人々の意識はいまだ かわっていない。
サーランギという伝統民族楽器を奏でることが宿命の(メディアが発達していない時代に彼らは歩くメディアとして重要な役割を果たしていた)ガンダルバもその一カースト。飲んだお茶碗は自分自身で洗い店先に干しておき、乾いた後初めて上位カーストの店の者が棚へ戻す。子どもの頃、教科書が足りないと、ガンダルバ以外の子に優先して配られた。狭い山道ですれ違うとき、僕たちは谷側に立ち顔を伏せる…ガンダルバの友人が語った。
ネパールに住んでいたとき、小1の息子がサーランギを習いたがってガンダルバを家に招き入れた。とたんに上の階に住む上位カーストの大家が血相を変えて降りてきて怒鳴り散らした。「なんてことをしてくれたの!!うちが穢れるじゃないの!私はアメリカに住んでいたとき、牛肉を食べて血が穢れたわ。でもネパールへ帰ったら浄化された。でも、彼らの血は生まれつき穢れている。どうやってもそれは浄化されないものなのよ!」と。私たちは激論となったが、そのガンダルバはそれからもう姿を見せなくなった。
『道端の花』はそんなネパールにもある理不尽を、階級の違う若者たちの恋愛を通して考えさせる作品だ。ほほえましい、そして揺るぎのない愛に社会の理不尽がこれでもかこれでもかと彼らを襲い、多くのものを奪い去っていく。しかし、最後に残っていた純粋な美しい愛だけは永遠に奪うことはできなかった。
映像技術も私がネパールへ通い始めた27年前とは打って変わってレベルが高い。そして、若い役者たちがとても好演している。それぞれの役どころがはっきりとしていて、このストーリーのテーマをみんなで追っている感じが伝わってとても好感が持てたと同時に、やはり、この根深い問題に胸が苦しく、涙を止めることができなかった。
私はこれからも芸能文化を通して様々な思いを人々に伝えていきたい。人間がいつか真の道を歩むことができるように。 【ネパール舞踊研究家 岡本マルラ有子】
ネパール映画「道端の花」をご視聴された方へ
感想を聴かせてください
このネパール映画「道端の花」をご覧になった方から、たくさんのメッセージをいただいております。
映画を上映され、ご視聴された方、何か心に残ったことや感動したことなど、あなたの声を聴かせてください。
これから映画をご視聴される方にとって、ワクワクと期待が膨らむことでしょう。

ネパール映画「道端の花」について
このネパールの映画『道端の花(日本語スーパー字幕版)』はネパールと日本の交流を図る目的で、日本全国の会館・文化施設等による自主事業としての映画上映会を予定しております。
自治体・公共団体による環境フォーラム、男女共同参加事業、スクールカリキュラムにおける視聴覚教育素材、地域コミュニケーションステージ・ファミリー上映会などで上映等が可能です。
上映をご希望される方は、お気軽にご連絡ください。⇒お問い合わせはこちらへ
☆INFORMATION☆
- 2012-05-13
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ネパール映画「道端の花」2012年5月13日(日曜日)長野県佐久市、佐久勤労者福祉センターにて上映します。
開場13:00、上映14:00⇒詳細はこちらから。
入場券の購入はチケットぴあにて2012年3月28日から発売開始します。⇒チケットぴあ - 2012-03-09
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大阪アジアン映画祭、特別招待部門に招待され、ネパール映画「道端の花」上映が決定!
3/16(金)12:00~、3/18(日)18:50~シネ・ヌーヴォにて⇒詳細はこちらから。 - 2012-02-26
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埼玉県川越市、川越市民会館にてネパール映画「道端の花」上映します。
開場12:45、上映13:30⇒詳細はこちらから。 - 2012-01-28
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16:00、19:00 渋谷アップリンク・ファクトリーにてネパール映画「道端の花」上映します。⇒詳細はこちらから。


